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小さなハギレ

引越しの準備でいろいろ整理していると、懐かしいものがひょっこり出てきます。つい、見入ってしまい時間を忘れます。

これは、私が古裂を集め始めてまもない頃にJR目黒駅近くの「ギャラリー池田」に時々行っていた時求めたものでした。

その頃は、地味な小さな店舗で、池田重子さんご自身が話の相手をしてくれたことを覚えています。「裂がお好きなんですね〜背中を見ていると解ります」と言われました。何点か求めると、奥から珍しい小裂を出して来ておまけをつけてくれました。

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文化文政時代(19世紀初頭)に印度から渡ってきた更紗の小裂です。まだハサミをいれず、買ったときの値札が付いたままの状態です。この頃は、まめに値札の表裏に情報を書き込んでいたようです。

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手描きの仕事が丁寧になされています。藍と茜の組合せ、やはり藍は脇役だったのですね。

author:Muu, category:更紗(インド・ペルシャ), 00:08
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引越し準備

来年早々には自宅解体の予定、のんびりしていたわけではないのですが、残りの時間が短くなってきました。

近々、引越し業者何社かの見積り訪問があります。

急いで家具などのリストを作成しました。作成しながら、廃棄するものと、持って行くものを区別しますがなかなか決まりません。迷ったら廃棄を原則にはしているのですが・・・ね。

引越しリスト引越しリスト2

エクセルでリストを作り、それぞれの家具に1枚ずつ貼り付けて行きました。リストから読み取って、サイズと材質(木製のみ)、現在、1月引越し時、9月引越し時の置き場所をプリントアウトしました。今、家中の家具にA4の紙が貼られています。

 

せっかくのエクセルなので、全体容量がどのくらいになるのか式を入れトータルを求めました。最初に出てきた数値は何と888立米・・・そんなはずはないですよね工事現場じゃないんですから。4ton車って、どのくらいの容量が運べるのか急いで調べてみると、35立米となっていました。888÷35=25.4 でやはりおかしいです。

もう一度落ち着いてリストを見てみると、ある書棚の奥行きが上下で異なるので、400,450と一つのセルに入っていたのをエクセルは素直に計算してくれたようです。425に修正して出てきた数値は、23.8立米でした。これなら納得できます。引越し業者に立米数を渡す客っているのかしら?

でも、このエクセルを3Dのモデリングにも利用するつもりでいます。

author:Muu, category:, 00:33
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足摺野地菊

春に茶道のお仲間の希望者に茶花の苗を送りました。

「咲きました〜」というメールは嬉しいものです。今日届いたのは、足摺野地菊。

「頂いた足摺菊が一斉に咲き始めました。

蕾はピンクなのに、花が開くと白いのですね。愛おしいです。」

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家の我孫子の畑でも一斉に咲きだしています。花の少なくなったこの時期に咲いてくれるのは嬉しいものですね。

author:Muu, category:, 08:54
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益田間道の出帛紗

ご依頼を頂いて、1年近く経ってしまいましたが、やっと完成しました。

手持ちのパトラ裂で一番パトラらしい裂、残りがもうボロボロで補修の事を考えると中々着手する勇気が出ませんでした。でも、お待ちいただいているのです。

引越しで裂を整理する前にどうしても完成させなければ・・・気持を奮い立たせ、補修すること300箇所あまりで、何とか一枚布で出帛紗を作ることができました。

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目立たぬように同じ柄の大小裂を裏から根気よく貼ってゆきます。裏は薄手の接着芯を2枚貼っています。中厚手一枚でよいのでは?と思われるかも知れませんが、薄手2枚の方が何故か裂に優しくなじみます。

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補修の後、わかりますか?

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結局、最後に残った裂は、この通り・・・もう、出帛紗は取れません。古帛紗ならば、まだ頑張れば取れるかも知れませんね。

御依頼主様、本当にお待たせ致しました。

author:Muu, category:帛紗, 19:20
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梁のスリーブ

ArchiCAD20 の梁のプロパティに「穴」という項目が追加されました。

RCの梁を作成して、スリーブを入れてこのツールを使ってみたいと思うのですが、梁を作成した後は、左下の画像のように「穴」の項目がグレーアウトして選択できなくなり・・・しばらくの間あきらめていました。

でもでも、そんなはずはない!・・・使い方がやっと解りました。作成した梁の辺または軸をクリックするとペットパレットが表示されます。その中に「梁に穴を挿入」のアイコンがあります。これがポイントだったのですね。

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アイコンをクリックすると、梁の穴の設定のダイアログが出てきますから、パラメータを入力⇒OKですぐに穴があきます。なので穴を開けたい位置でクリックすれば一発です。

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3Dビューで穴を選択すると、穴の位置調整、複写のパレットが出ます。連続複写をしてみましょう。

archi_ana5

2Dビューの黒丸の位置が穴の中心です。2Dビューで穴を修正したいときは、穴の中心をshiftキーを押しながら選択で可能です。

最初はグレーアウトしていた梁のプロパティの「穴」の項目に設定したパラメータがはいりましたね。一回に入力できるのは1種の穴ですが、この操作を繰り返すと1本の梁に何種もの穴を開けられます。ただ、矩形と円だけ、半割の連通管などはNGです。

さて、気になっていたIFC変換です。ArchiCADの一般的なトランスレータでIFC保存し、Navisworksで開いてみました。

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4つのスリーブがそのまま渡っています。今まで、ソリッド編集で開けた穴は完全にIFC変換できませんでしたから、ちょっといい感じです。

author:Muu, category:BIM, 03:27
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更紗の古帛紗

先日のボロ、生命の樹の更紗で古帛紗を作ってみました。ざっくりした風合いが優しい帛紗になりました。

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15cm角程度の帛紗ですが、裂の補修箇所は50以上・・・やはり、根気あるのみです。

author:Muu, category:帛紗, 02:15
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SRCの軸組図

最近、モデリングと図面切り出しは全く別物?と錯覚するような瞬間があります。

十字鉄骨が入ったSRCの柱の軸組図・・・素直にモデリングして、軸組図に表示すると・・・つながった柱の鉄骨がRCのスラブ位置で切れてしまいます。このときスラブは非表示、表示形式はSRCなので当然ワイヤーフレームです。モデルにあるものが素直に表示されるはずなのに、REVITって、時々わからない事をやってくれます。困りますよね。

そのまま

ファミリに仕掛けるしかありません。伏図では厚みを持ったモデル表示の断面を出したい、軸組図では・・・

シンボル線分簡略表現

立面表示では、モデルを表示させないでシンボル線分を表示させます。ついでに、フランジやウェブの板厚が表示されないようなシンボル線分にします。

シンボル線分表示設定シンボル線分表示

モデル線分は簡略表現時に非表示、代わりにシンボル線分を表示させます。さて、軸組図はどうなったでしょうか?右図のように鉄骨がRCスラブ位置で切断されなくなりましたし、スラブの横線も表示されません。ファミリを編集して上書きすれば、全ての柱が一瞬で変ってくれます。これをやらなければ、どうするでしょう?力技で柱1本ずつ修正ですかね?RCスラブで切れた位置に詳細線分を柱1本につき4本加筆、スラブの横線とフランジとウェブの板厚の線は1本ずつ選んでラインワークで非表示・・・気が遠くなります。

Revitはやはりファミリーのハンドリングが肝心なのですね。逆に、だから難しいと言われる点でもあります。

今週はずっと、午前中Revit2016で構造、午後ArchiCAD20で意匠をサイクル的に使っている私、正直ArchiCADの方が肩がこらない・・・どっちか一つと言われたら、選べないかも知れません。

author:Muu, category:BIM, 20:29
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生命の樹ぼろ

何だか更紗が続きますね〜

17C末〜18C中ころに作られたと思われるインド更紗_パランポア(Palampore)、この時代のインド茜の赤はとても澄んでいてこの後に続くインド更紗の茜と一線を画してきれいです。時代を経て、穴だらけの状態ですが、全体の構図を思い描くと楽しくなる総手描きの一枚です。大体もとの一枚の半分くらいが手元にあります。

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この大きさならば、道具風呂敷にしたいところですが、さすがに無数の大小穴を補修して風呂敷にまでの持って行く自信がありません。穴の一部は、分厚い手紡ぎの白木綿で補修されていますが、この補修布の糊を外すと裂がまた弱くなります。向こうの人は結構おおらかに補修するものです。

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中央にのびのびと手描きされた躍動感のある花と樹・・・鉄媒染の焦げ茶と茜、どちらも茜・・・茜の唄が聞こえて来そうな古裂です。

author:Muu, category:更紗(インド・ペルシャ), 00:06
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マイ・トワルド・ジュイ(11)

タイトル不明の19世紀トワルドジュイです。馬に乗る紳士の様子がビビッドに描かれています。シミが少なく保存もよい状態で残っています。

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布地は少し薄手のコットン、織りもざっくりした感触です。西洋茜マーダの赤1色で物語を描くこのスタイルは、しばらくの間続いたのですね。

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(左)犬の足、(右)植物

 

author:Muu, category:更紗(ヨーロッパ), 14:36
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緒の付け替え

緒が切れてしまった茶入れの仕覆を預かりました。つがりはまだ十分大丈夫のようです。お稽古で生徒さんが使うので・・・つながっていれば・・・いいのですと。

とわ言え、切れた緒をつなぐことは出来ませんから、似た色で緒を組みなおします。

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手持ちの絹糸で似た色を探すのは意外と大変です。糸で見ているときより、組みあがった緒の色の方が若干薄くなります。不思議ですね。右の画像、真ん中が切れた緒、下が上の絹糸で組んだ緒です。

そして、つがりはそのまま使いますから、緒の太さを切れたものに合わせなければなりません。

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常緒は紐の状態でつがりに通して、打留を結んで2組の4つ組を一度ほどき1組の4つ組に組なおします。最近は、長緒の仕覆が多く、常緒(みじか緒)は久しぶりのことでした。

author:Muu, category:お仕覆, 13:56
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