- LISPの本
- ノスタルジーAUG-JP
-
2017.01.02 Monday
元旦から片付けの続行です。
ゴミの山から見つけて、何となく何か残しておきたいとノスタルジー。
2003年に開催されたAUG-JP(日本オートデスクユーザー会)のセミナー資料です。2000年の12月に結成され3年目を向かえるユーザ会、AUGI のジョンやリンが来日しての公演、オートデスクも志賀社長、ユーザ会は、5千人強のユーザ構造でAUGI-JPの前身の時代の話です。
この中で村上さん(muraさん)の話に REVIT がはじめて登場しました。タイトルは、「ADT Revit VIZ 建築設計にどう使う?」です。
ADT、REVIT、VIZ の3ソフトについて言及しています。VIZは、この後3DSにまた、REVIT やADT(Autocad Architecture)にも高機能のレンダリングエンジンが搭載されたことにより、話は変って来ます。
「建築は、まだまだ2次元の図面が多い」、、、この時から13年経った今、同じ言葉がそこここで聞こえます。変っているようで、あまり変わっていない?そんな思いでこの資料を眺めました。3Dにかかわりながら2Dにため息!今年は少し減って欲しいと願うばかりです。
- ノスタルジーR13
-
2016.12.29 Thursday
今日から年末年始のお休みに入りました。本気で引越し準備をしなければなりません。いつもは、休みに入るとすぐに四国に帰省してむこうでお正月ですが、今年は娘が一人代表で帰省し、二人残って片付けです。
忘れていたものが次々にひょっこり顔を出します。
この臙脂色のCDと同色の分厚い懇切丁寧なマニュアル類数冊を懐かしく思い出す人もいるでしょうね。処分する前に、何故か画像を残したくなりました。windows3.1/NTかDOSで使っていましたね。マシンも今に比較すると本当に貧弱なマシンで、よくブルー画面に遭遇したものです。
もう、20年以上前のことなのですね。今の人には「NECシリーズ」の意味がわからないと思います。1990年に日本IBMがはじめて出したのがDOS/V、東芝や富士通、エプソンなどはこれを採用しましたが、NECだけはPC-9800シリーズを通し、DOS/V対応機を販売しませんでした。そのため、NEC用とDOS/V用の2種類にベンダーが対応していたのです。何だかどれを取っても懐かしい。オートデスクも晴海のトリトンに引っ越す前、郵便番号も3桁でした。
- 忘れてるシステム変数
-
2016.07.20 Wednesday
久しぶりにAutoCAD ネタです。
モデル空間で2つ以上のビューで作業しているとき、一つのビューから他のビューをアクティブにすると、一つ前に居たビューが再作図されて、ズームが戻ってしまう・・・何かさわったのでしょうか?戻す方法はありませんか?と質問を受けました。
なんだろう?
ビュー表示が戻ってしまうと、複数ビューを出している意味がありませんよね。
自分の環境でやってみると、普通・・・ビュー表示は、再作図されません。
しばらく、そう、しばらくしてやっと「UCSFOLLOW?」試してみると、そうでした。この変数がゼロではなく、1になっていると再作図されてしまうのですよね。多分、UCSをワールドから変更して作業していたときに、これを変えたのでしょう。
システム変数って、忘れちゃいますね。
- ブロックと画層
-
2016.07.05 Tuesday
久しぶりに2Dの話題です。
数年前に竣工してお客様に納めたDWG 一式について、こんな要望が出されました。
1)ファイル容量を小さくする ⇒ 対応済み
2)ブロック図形をなくする
3)使用している画層を客先指定の画層に変更する
さて、2)と3) 簡単そうで、簡単ではないし、リスクをはらみます。
何しろ、竣工時に大急ぎでまとめた図面が大体最終図となっています、例えば外部参照をしていたのを、全てバインドして・・・画層は外部参照分や製作図からコピーして来た分などが含まれ、ものすごい数になっています。
今日、一枚 -layer⇒? でためしに調べてみると、画層の数は200 を越えていました。
画層を変更するには、先ずbylayer をbylayer じゃなくするところからスタートです。そして表示のON・OFFも分けておく必要があります。そして、LAYTRANS でうまくゆく自信はありませんが、やってみるしかないですね。
明日、客先と打ち合わせで指定の画層セットをもらいます。どうなることか?と思ってしまいます。
実際に、納めたDWG の内部がこのような状態になっている事自体が問題なような気がします。自分が客先側で、DWG を何か編集しなければならない立場だったら、200もある画層嫌ですよね。
ブロックについては、「分解を許可」にチェックを入れていないもの、属性定義を使っているもの、入れ子になっているもの、それぞれ段階的に分解してゆかなければなりません。
これも、上記の画層とおなじように一枚試行してみました。試行したDWG には、360個のブロック図形が含まれ、属性定義のブロックは、60個ほどでした。battman コマンドで属性付きのブロックを一覧できますが、一括で選択する方法が見つかりませんでした。60個のブロック名をメモして、1個ずつBurst するしかないのでしょうかね。
いずれにしても、ブロックをなくしてから画層のマッピングです。おそらく画層の種類も数も図面毎に違うでしょうから・・・始めると気が狂いそうな予感がします。
- Sectionplane
-
2016.06.16 Thursday
何だかオートキャドのコマンドが懐かしく感じられる今日この頃・・・??
最近は、様々なオブジェクト指向の3DCAD で作成されたデータが届きます。最後に持って行くのは、やはりAutoCAD です。
ライノセラスと??で作成され3D のDWG になったファイルがありました。
これを、様々な方向で切って、2D の断面図を作りたいのですが・・・できますか?そう聞いてきたのは、普段Revit を使っている若者でした。
彼は、自分のPC で3D のDWG を開けるのははじめて、AutoCAD のワークスペースは、クラシックになっていました。
Revit でもビューキューブは使ったことがないらしい。
先ず、ワークスペースを変更して、ビューキューブを表示、ホームビューを登録から始まりました。
普通に、Revit のファミリ作成で押出しやスイープ を使っているけれど、それがAutoCAD にあるコマンドだということを知らないのですね・・・こんな人がこれから増えてくるのでしょうね。
先ず、これをこっちのオブジェクトの上端に合わせて、移動したい・・・あれっ、これとこっちがつながって一緒に動くと彼。
一つのソリッドをつかんで「Xエンター」・・・「ソリッドってナンですか?」
うわーっここから?
離れたら、「Mエンター」「@0,0,○○○」
三つ目がZ 値なんですね?・・・そう、この当りからのスタートでした。
結局、Sectionplane の説明には、到達せず、先ずはAutoCAD の3D に目と手を慣らしてもらうことにしました。
普段、Revit やArchiCAD を使っていても、ソリッドとサーフェス、メッシュの違いを理解している人が意外と少ない、こんなことを感じる時間でした。
- EPS書き出し
-
2016.01.28 ThursdayAutoCAD ネタというよりOFFICE ネタとしたほうがよいのかもしれません。
AutoCAD (今使っているのは2011)から EPSファイルを書き出して、Word2007 やPowerPoint2007 にそのEPS ファイルを挿入しようとするとエラーになります。
回避策は、レジストリの変更でした。
HKEY_LOCAL_MACHINE¥SOFTWARE¥WOW6432Node¥Microsoft¥Office¥Common¥Security¥All
owLists¥GraphicsFilterImport
値の名前 : AllowListEnabled
値の種類 : DWORD 値
値のデータ : 0
これで、postscript Level1 plus では、エラーがでなくなりました。 Level2 はまだ、NGです。
うまく行かなかったときは、仕方がないのでScreen shot でWord に貼り付けていましたが、細かい寸法値などの文字がつぶれてしまっていました。今日、EPS で貼りなおしました。これは、office2007系で出る問題で、office2010では出ません。
- TCOUNT
-
2015.12.11 Friday久しぶりにAutoCAD ネタです。
FENデータ作成のための3Dを同僚と作成中でした。各平面にメッシュを切った節点に連番を振って節点IDを作りたい、何かいい方法はありませんかと同僚から相談されました。節点数は、1フロアーで8255個あります。これを1から8255まで手打ちで編集するのはきついものです。
Express TOOL に連番振りのコマンドがあった事を思い出しました。
Express ですから、コマンドラインに表示されるのは全て英語です。数個の例題を示して教えました。自分自身また、忘れそうなので、ここに書いておきます。
コマンド:TCOUNT
オブジェクトを選択:マルチテキストまたはテキストオブジェクトを選択
Sort selection set by X,Y,or Select-order<X>:エンターまたはオプション
X:X座標が小さいものから順に番号
Y:Y座標が小さいものから順に番号
Select-order:文字の選択順序で番号
Enter count [Start,increment]<1,1>:1000,1 ←1000から1ずつ増える
Start:最初の番号、increment:増分(マイナスをつければ、負の増分)
Placement of text-Overwrite/Prefix/Suffix/Find&replace/<Overwrite>:エンター またはオプション
Overwrite:選択したオブジェクトを番号に置換
Prefix:接頭文字として番号を追加
Suffix:接尾文字として番号を追加
Find&replace:指定した文字列を番号に置換
かくして、8千個余りの番号が1コマンドで一気に振られました。リスプの力って、時にありがたさを感じます。
- 表示されない属性定義
-
2015.10.04 SundayRevit でDWG をリンクしました。
DWGを見ながらスラブ勾配を修正しようと押えポイントのレベルを見ると下図のような状態で、引出線と枠しかなく肝心のレベルの数値が表示されていません。
AutoCAD ではもちろん表示されていました。あれっ?
AutoCAD に戻ってみると、属性定義の名称の項目にレベルの数値を入れたものでした。これは、express tool のBURST で文字に変換することも出来ない厄介なオブジェクトです。枠はポリライン、引出線はラインでした。ブロックを分解したもの?
以前に、外部参照するとこのようなオブジェクトの文字が抜けると相談をもらったことがあります。いろいろやってみましたが、解決法は見つかりませんでした。属性定義のみですからexplode も効きません。
Revit に読み込んでも、リンクしても同じように名称文字が抜けるんですね。どうしてこのような属性定義を使うのでしょう?ブロックにしないのなら、ただの文字でいいと思うのですが。
どなたか、この属性定義を文字に変換する方法をご存知ではありませんか?
- 欲張りはNG
-
2015.08.31 MondayAutodesk のBuilding Design Suite Ultimate に入っているRobot という解析ソフトを試行してみたくなり、BDSU の体験版をダウンロードすることにしました。Suite 製品の中で一番多くの上位ソフトが含まれるものです。
ついでに、あれもこれもと欲張って、一度にダウンロード&インストールしようとしました。何度やっても、下図のようにエラーになって進みません。一度エラーが出ると、再試行してもすぐに同じエラーになります。昼間でトラフィックが混んでいるからかも知れないと深夜になって、またはじめました。少しは進むものの、やはりNG でした。
一度にダウンロードしないで、1製品ずつにしたらどうかしら?こう考えつくのにしばらく時間が必要でした。
そうなんです。何事も欲張ってはいけないのですね。ネット環境も悪くないはずなのに?の理由はわかりませんが、1 製品ごと順番にインストールすれば、大丈夫のようです。BDS 製品の体験版をインストールする方、エラーになったらあせらずにお試しください。