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切り張り補修のVOC

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どこかで見たことがありそうな茜の鮮やかなVOC刻印のインド更紗です。

有名な更紗の本の表紙一面にとてもよく似た更紗が使われています。これは、本物のVOCで、実際には3種の異なった印がついていました。

一枚布と書かれていましたが、どうも長手のサイズが165cmと短いのです。普通は2M以上あります。

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いいとこどりでついであるのです。

左の画像のように、穴部分には、同じ柄を持ってきて補修。

右の画像のように、横一線継いであり、茜の退色度合いが違います。

前の持ち主は、一部の状態が悪い部分を補修にまわして、何とかつながった一枚に再生したかったのでしょう。

裂への思いが伝わります。

author:Muu, category:更紗(インド・ペルシャ), 08:59
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病気は続く

千葉の畑に向かう車中で、骨董市の店主から電話がありました。

見てもらいたいものがあると、、、、骨董市の3文字が私の頭からデリートされてずいぶん経っていました。

そうか、今日は骨董市。やっと畑に行けると出てきたわけですから、引き返すわけにも行きません。

先ず、骨董市に行っている知人にメールで画像を送ってもらいました。

裂のことになると、なりふり構わず、背筋も伸びるのは不思議です。

「夕方まで待っているから」と店主・・・なんとも申し訳ない。でも実物を見ないわけには行きません。

骨董市はとっくに終わり、真っ暗になった境内で店主は待っていてくれました。

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白地の一枚物スバギでここまで状態が良いのはなかなかめぐり合えません。私の裂病は、即座に再発していました。

author:Muu, category:更紗(インド・ペルシャ), 00:26
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茜ペイズリーの更紗

たまには更紗。

最近質のよいペルシャ更紗に出会うことがありませんでした。

しかしふと、発見!

茜地にペイズリーのセンターとボーダーも典型的なペルシャです。カラムカリの手がよく残っています。

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裏には、小花のヨーロッパ更紗、裏のボーダーも代表的な縞更紗がたっぷりです。

author:Muu, category:更紗(インド・ペルシャ), 21:56
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彦根手再会

今月は、彦根手更紗に2度も出会うことができました。

なんとラッキーなことでしょう。

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いつも、ご店主の奥様お手製の心のこもったラッピングで送られて来ますので、解くのがもったいないと・・・ちょっと躊躇します。

上下に配されたのは、渡りのペルシャ更紗のバイヤス裂です。よく古い更紗のパイピングに使われているものです。

でもでも、中を早く見たい。

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17世紀からずっとずっと人の目を楽しませて来た小さな更紗裂ですが、やはり存在感があります。何かに使える裂ではなく持っておくだけで幸せな贅沢な一枚ですね。

えっ!! 大きさですか?縦10cm強です。以前にもっと小さな彦根手を求めたことがありますから・・・

author:Muu, category:更紗(インド・ペルシャ), 22:07
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出会い

一瞬目が点になりました。

どう見ても古渡りの更紗です。小さな懐中物に仕立てられ、裏も渡りと思われる繻子の無地が付いていました。

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小穴はありますが、時代を考えると上々のものでした。

author:Muu, category:更紗(インド・ペルシャ), 20:54
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小さなハギレ

引越しの準備でいろいろ整理していると、懐かしいものがひょっこり出てきます。つい、見入ってしまい時間を忘れます。

これは、私が古裂を集め始めてまもない頃にJR目黒駅近くの「ギャラリー池田」に時々行っていた時求めたものでした。

その頃は、地味な小さな店舗で、池田重子さんご自身が話の相手をしてくれたことを覚えています。「裂がお好きなんですね〜背中を見ていると解ります」と言われました。何点か求めると、奥から珍しい小裂を出して来ておまけをつけてくれました。

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文化文政時代(19世紀初頭)に印度から渡ってきた更紗の小裂です。まだハサミをいれず、買ったときの値札が付いたままの状態です。この頃は、まめに値札の表裏に情報を書き込んでいたようです。

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手描きの仕事が丁寧になされています。藍と茜の組合せ、やはり藍は脇役だったのですね。

author:Muu, category:更紗(インド・ペルシャ), 00:08
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生命の樹ぼろ

何だか更紗が続きますね〜

17C末〜18C中ころに作られたと思われるインド更紗_パランポア(Palampore)、この時代のインド茜の赤はとても澄んでいてこの後に続くインド更紗の茜と一線を画してきれいです。時代を経て、穴だらけの状態ですが、全体の構図を思い描くと楽しくなる総手描きの一枚です。大体もとの一枚の半分くらいが手元にあります。

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この大きさならば、道具風呂敷にしたいところですが、さすがに無数の大小穴を補修して風呂敷にまでの持って行く自信がありません。穴の一部は、分厚い手紡ぎの白木綿で補修されていますが、この補修布の糊を外すと裂がまた弱くなります。向こうの人は結構おおらかに補修するものです。

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中央にのびのびと手描きされた躍動感のある花と樹・・・鉄媒染の焦げ茶と茜、どちらも茜・・・茜の唄が聞こえて来そうな古裂です。

author:Muu, category:更紗(インド・ペルシャ), 00:06
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似てるけど違う

どちらも18世紀のインド更紗の小裂で、よく本に出てくる有名な更紗です。図版は似ている?長い時間をかけて同じ版が受け継がれ、コピー編集されて作られて来た歴史を垣間見るような気がします。左は茜が少し茶がかっていて、右は時代を経たインド茜そのものです。

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二つをアップしてみると

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版の精緻さは、左の少し大柄の方です。挿し色の藍も右はずれ気味ですね。ただどちらが好きかという話は別です。私は右の方が好きなんですが・・・

author:Muu, category:更紗(インド・ペルシャ), 23:36
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VOCx1/2

鬼手インド更紗の小裂、よく見ると裏にVOCマークの半分が・・・

VOCは、オランダ東インド会社(Vereenigde Oost-Indische Compagnie)の略名です。これを見つけると不思議!裂に太鼓判を押された感じがします。

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小裂なので、全体は想像するしか有りません。茶杓袋にでも化けましょうかね。

author:Muu, category:更紗(インド・ペルシャ), 23:06
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日本向古渡更紗

今まで本でしか見たことがなかった日本向けの古渡更紗が紙ではなく、木綿裂として入手できました。

17世紀〜18世紀、高度な染織技術を持っていたインドに東インド会社などが交易地日本の趣向に合わせて更紗を作成させました。そして、海のシルクロードを経て、日本にもたらされた・・・そんな更紗がありました。

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カラムカリによる手描き扇手のインド更紗です。扇が上下に向き、斜めに配されています。

地は、藍と茜の鉄媒染で、少し緑ががかった黒、扇面は当時はしろ茶だったと思われますが、ご覧のように今はベージュです。

小さな裂ですが、布全体から発せられるオーラは300年の時代を越えた染織の自信を見る側に押し付けます。裂帳を作るなら、こんな裂を入れたい・・・江戸の数寄者もそう感じたことでしょう。実際に美術館で見る裂帳にこの種の更紗を見たことがあります。一度見ると絶対忘れない大切な一枚の更紗裂となりました。

author:Muu, category:更紗(インド・ペルシャ), 23:30
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