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ボーダー構成のペルシャ

土曜日、葬儀に出席するため羽田に向かおうとしていたとき、携帯に「ペルシャとインド見てください」と篠山の人からメールがありました。こんなバタバタしている中ですが、やっぱり「裂見ちゃいます」病気の私?。

メールをやり取りした後、リムジンの中で購入の連絡、今日その子達が届きました。まずは、久しぶりのペルシャ更紗です。

表は、9枚のペルシャ更紗が細かい針目でボーダーと継がれています。裏は繊細な柄のヨーロッパ更紗です。

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周囲の縞更紗もとても繊細で発色もペルシャらしい一品です。

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カンピン過ぎて、はさみは入れられませんね。

author:Muu, category:更紗(インド・ペルシャ), 20:32
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天井格子文更紗

18世紀、インドのコロマンデルコーストで作られ、スマトラに輸出されたスバギのはぎれです。

スバギは細番手の木綿糸を使った布が多い中、これは手紡ぎ手織りの優しい布肌が特徴です。木版と手描きの併用が各所にみられます。

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円華紋が入る格子の1辺は、わずか4.5cm ほどです。花芯の様や周囲の茶の花弁は全ての格子で異なります。手描きならではですね。

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ボーダーの格子交点に5x5の市松格子があり、その1辺は3〜4mmで、×が手で描かれています。

前回アップしたスバギと模様の繊細さを比較するとその差がよくわかります。時代が古いほどこのように、どこを見ても古き人の手と汗が感じられます。

author:Muu, category:更紗(インド・ペルシャ), 22:16
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タナ・トラジャに伝来したインド更紗

18−19世紀、インドのコロマンデル海岸からインドネシアの富裕層向けに輸出された繊細な手紡ぎ木綿の更紗です。

258x108cmの完全な長さの一枚布で両サイドの鋸歯文部も完ぺき、今ではなかなか入手できません。

ブロック捺染と手描き併用の繊細で緻密な文様が描かれています。手描きのこげ茶の部分のみ全体的に退色しています。

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200~300年の間、大切に大切に何人もの人の手を渡りながら大切に保存されていたのでしょう。木綿地に大きな穴も見当たりません。

よーく見ると、数か所の補修部分がありますが、上手の補修が施され、ほとんど目立ちません。この補修から察するに、どんなに大切に扱われてきたのかがわかります。

 

author:Muu, category:更紗(インド・ペルシャ), 23:38
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シャム更紗

今日はパンではなく更紗です。

シャム手、19C末ころのものでしょうか?小さいながらとても状態がよい小裂です。

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シャムらしい手描きのラインが美しく残っています。

author:Muu, category:更紗(インド・ペルシャ), 23:43
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蔓薔薇のインド更紗

入院前にオークションで求めていた更紗が届いていました。

よく目にする蔓薔薇のインド更紗のハギレです。このブログでも同種を掲載したことがあると思います。

18世紀から19世紀の長い期間に渡りスタンダードで日本にもたらされたもので、微妙に版の大きさ、版そのものや染め方が違います。

一番多いタイプは、以下の2種です。

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今回入手したのは、以下です。

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花の版が2種ありどちらかというと版が雑で、花芯に茜があしらわれています。また、蔓の部分全体に緑(たぶん元は緑)が挿してあります。蔓は、上の茶のパターンに似ています。

比べてみると違いが良く分かります。やはり、ロングセラーだったんですね。

author:Muu, category:更紗(インド・ペルシャ), 17:44
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生命の樹はぎれ

力強いインド更紗の息吹がまだまだ残っています。

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生命の樹そのもの・・・樹の周りに鳥は花、動物が面白く表現されています。茜の色、藍と柘榴の緑きれいに残っています。

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眺めているだけで、嬉しくなるのは病気?

author:Muu, category:更紗(インド・ペルシャ), 22:57
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初仕事&初裂

今日は仕事始め、しかしお休みの人もけっこういました。

さすがに、電話もほとんどなく、とても静かな勤務時間でした。

帰宅すると、(おせちを作りながら入札した)初裂が届いていました。

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インド、マスリパタムで製作されたカラムカリ。インド茜のフェイドアウトぶりがお好みです。

author:Muu, category:更紗(インド・ペルシャ), 23:14
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切り張り補修のVOC

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どこかで見たことがありそうな茜の鮮やかなVOC刻印のインド更紗です。

有名な更紗の本の表紙一面にとてもよく似た更紗が使われています。これは、本物のVOCで、実際には3種の異なった印がついていました。

一枚布と書かれていましたが、どうも長手のサイズが165cmと短いのです。普通は2M以上あります。

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いいとこどりでついであるのです。

左の画像のように、穴部分には、同じ柄を持ってきて補修。

右の画像のように、横一線継いであり、茜の退色度合いが違います。

前の持ち主は、一部の状態が悪い部分を補修にまわして、何とかつながった一枚に再生したかったのでしょう。

裂への思いが伝わります。

author:Muu, category:更紗(インド・ペルシャ), 08:59
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病気は続く

千葉の畑に向かう車中で、骨董市の店主から電話がありました。

見てもらいたいものがあると、、、、骨董市の3文字が私の頭からデリートされてずいぶん経っていました。

そうか、今日は骨董市。やっと畑に行けると出てきたわけですから、引き返すわけにも行きません。

先ず、骨董市に行っている知人にメールで画像を送ってもらいました。

裂のことになると、なりふり構わず、背筋も伸びるのは不思議です。

「夕方まで待っているから」と店主・・・なんとも申し訳ない。でも実物を見ないわけには行きません。

骨董市はとっくに終わり、真っ暗になった境内で店主は待っていてくれました。

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白地の一枚物スバギでここまで状態が良いのはなかなかめぐり合えません。私の裂病は、即座に再発していました。

author:Muu, category:更紗(インド・ペルシャ), 00:26
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茜ペイズリーの更紗

たまには更紗。

最近質のよいペルシャ更紗に出会うことがありませんでした。

しかしふと、発見!

茜地にペイズリーのセンターとボーダーも典型的なペルシャです。カラムカリの手がよく残っています。

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裏には、小花のヨーロッパ更紗、裏のボーダーも代表的な縞更紗がたっぷりです。

author:Muu, category:更紗(インド・ペルシャ), 21:56
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