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リマールの帛紗

社中の方のお祝いに贈りたいと古帛紗の依頼を受けていました。

古いインド更紗はいかがと提案しながら、風邪をひいてしまって古裂をいろいろ出してみることができませんでした。

一番好きな裂はだいたいすぐに出てきます。すぐに出てくる箱の中にあったリマール裂で作成することにしました。

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モールの部分は、光にかざすとまだまだ何とか金を感じますが、枯れた状態です。

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しかし、これが新しい裂のキラキラでは使えません。時代が新しいほどモールの金糸は固くごつごつです。古いリマールの多くはほとんどこのようによく見ると金を感じる状態です。先染めの絹絣として有名なパトラの影響を強く受けたパレンバンのリマールはどちらかと言うと玄人好みの裂です。私がこのような裂に取りつかれ始めたころよく教えてもらったり、譲ってもらった広島のコレクターの方のサイトには、「世界で一番美しい裂」と書かれていたのを目にしたのを今でも忘れません。

author:Muu, category:帛紗, 01:58
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もっと!もっとボロから1枚

長さはたっぷりの1枚もののパトラですが、ボロボロです。

重量は200gと羽根のような軽さです。以前にいいところをなんとか使って出しふくさを1枚作りそのままになっていました。

いいところを探しても、ボロ。

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しかし、手持ちで藍の効いたパトラはこれ1枚ですから、あきらめずに1枚作ってみることにしました。

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こんな感じに仕上がりました。根気とパッションあるのみです。

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author:Muu, category:帛紗, 22:11
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もっとボロから一枚

日本に渡っているパトラで一番よく見かけるパターンのパトラ、こげ茶の部分が茜のバージョンもあります。

何枚か作って、もう残っているのはボロの部分しかありません。

何とかなるものかしら?普通だったらあきらめるのでしょう。

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もうガーゼ?いえいえパトラです。

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author:Muu, category:帛紗, 22:28
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ぼろから一枚

パトラで出ふくさを作りたいというお客様がいらっしゃいました。

私もパトラのぼろ籠を出し、久しぶりに一枚作ってみました。

こんなに穴だらけ・・・どうしよう?これがスタートです。

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それでも、私の中では立派なパトラです。補修を繰り返して、裏に接着芯を張ります。今回は、表の色目から2色の接着芯を張り分けました。

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なんとか完成。

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一枚のふくさに変身してくれました。いとおしい古裂に新しい命が吹き込まれたような大げさな嬉しさがあります。

author:Muu, category:帛紗, 22:50
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インド更紗の出帛紗

昨年末に頼まれた出帛紗、世界に一枚しかないもの・・・裂はお任せというオーダーの期限が近づいてきました。手持ちの古渡りの更紗にはさみを入れようかどうしようか迷っていましたら、骨董市でちょっと気になる総手描きの更紗を先月発見しました。

しかし、一部切れ込みがあって幅が足りません。

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今月の骨董市で、その古裂は、まだ誰のところにもお嫁に行っていませんでした。とてもきれいで深いインド茜の鋸歯文に引かれる気持ちがいっぱいです。メジャーを当てると、工夫をすれば出帛紗になりそうな気がして、求め、早速スタートしました。

同じ模様の部分を切り抜き、裏から補修をします。かなり大きな穴も目立たないように・・・これを繰り返します。

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接着芯も茜の鋸歯文部は赤、その他の部分は生成りと2種使い分けて貼ります。

幅が足りない部分は、はぎ合わせで幅を出しました。

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さて、お気に召していただけますよう〜

 

author:Muu, category:帛紗, 23:29
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益田間道の出帛紗

ご依頼を頂いて、1年近く経ってしまいましたが、やっと完成しました。

手持ちのパトラ裂で一番パトラらしい裂、残りがもうボロボロで補修の事を考えると中々着手する勇気が出ませんでした。でも、お待ちいただいているのです。

引越しで裂を整理する前にどうしても完成させなければ・・・気持を奮い立たせ、補修すること300箇所あまりで、何とか一枚布で出帛紗を作ることができました。

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目立たぬように同じ柄の大小裂を裏から根気よく貼ってゆきます。裏は薄手の接着芯を2枚貼っています。中厚手一枚でよいのでは?と思われるかも知れませんが、薄手2枚の方が何故か裂に優しくなじみます。

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補修の後、わかりますか?

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結局、最後に残った裂は、この通り・・・もう、出帛紗は取れません。古帛紗ならば、まだ頑張れば取れるかも知れませんね。

御依頼主様、本当にお待たせ致しました。

author:Muu, category:帛紗, 19:20
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更紗の古帛紗

先日のボロ、生命の樹の更紗で古帛紗を作ってみました。ざっくりした風合いが優しい帛紗になりました。

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15cm角程度の帛紗ですが、裂の補修箇所は50以上・・・やはり、根気あるのみです。

author:Muu, category:帛紗, 02:15
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生命の樹_出帛紗

今日は定時?作業所で打ち合わせが終わったまま直帰しました。こんなに早く帰宅するのは何だか不思議な気がしますが、もう今月残業はできないのです。夜は長いぞ〜

構図的にも小さくハサミを入れて仕覆にするのはかわいそう、ちょうど出し帛紗にぴったりサイズの18C初のインド更紗のハギレがありました。補修分を差し引くと、ぎりぎりの用尺ですので慎重に補修裂を切りながら、大きい穴から順に補修して行きます。補修裂が底を尽きたところで補修はあきらめます。補修用の裂が十分にあると、いつまでも補修していたくなりますから、ちょうどよいのかもしれません。薄手のベージュの接着芯を裏全体に貼りました。

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これだけの図柄ですが、生命の樹の更紗の一部と判断できますね。前面手描きの時代の更紗、挿し色の藍がほどよくフェイドしてバランスを取っています。

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糸味もほっこり優しい・・・茜と藍のコラボが楽しい帛紗となりました。ご依頼主の来月早々のお茶会に間に合いましたね。

author:Muu, category:帛紗, 23:45
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なんとか帛紗
ボロのパトラから、何とか1枚出帛紗を取りました。2枚取れるかと購入時店頭で思ったものですが、今の私の気力では無理でした。
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大小の補修箇所は、300 強あります。両面接着のシートが勢いよく減って行きました。ほとんど全体がボロですから、同じ柄の補修裂を見つけるのは簡単です。1枚の帛紗を取った後のパトラは、更にボロとなりましたが、私の中では好きな部類のパトラです。
author:Muu, category:帛紗, 13:06
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パトラの帛紗(再)
もう状態が良い部分がほとんど残っていないパトラ・・・それでも、出帛紗を是非と・・・望まれ、裂を出してみますが、さてどこから取ればよいのかとため息をつきます。
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傷みや穴のある部分と同じ柄の裂を探してきては両面接着で貼ること175箇所、何とか出帛紗の布の形状が見えてきました。
4辺を続き糸で中表に縫い、1箇所から表に返します。袱紗のふくは福・・・縁起をかついで糸は途中で切りません。全部返せたら、糸を引きます。
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縫い代のきせをアイロンで押えて出来上がり。何とか、何とか1枚・・・実は、もう一枚御依頼があります。次は、もっときつい作業になりそうです。
author:Muu, category:帛紗, 23:53
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