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一宮寺(83番)

久しぶりの四国です。母のお世話になっている施設、身障者の妹の介護とリハビリのスケジュール会議、その他役所の届け出、実家の片づけなど、今回もメニューはいっぱいです。

そんな中ですが、高松で少しだけ時間を見つけて、久しぶりの札所参りをしました。

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左側にかかる立派な楠、この本堂は元禄14年(1701)に再建されたものだそうです。

宗 派: 真言宗御室派
本 尊: 聖観世音菩薩
開 基: 義淵僧正
創 建: 大宝年間(701〜704)
真 言: おん あろりきゃ そわか 

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母の施設(グループホーム)の運営会議に向かう途中、瀬戸の海をちょっとだけ眺めてみました。

author:Muu, category:札所, 19:37
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根香寺(82番)
先ほどの白峯寺と同じ五色台の青峯山にある巨刹、根香(ねごろ)寺が今日最後のお寺になります。
このお寺の伝説に現れる牛鬼の石像が山門脇で出迎えてくれます。山門をくぐると、見上げる石段です。昔の人はこの蹴上をすいすい登ったのでしょうか?少々ため息の私でした。やっと石段を上りきると本堂に通じるかと思いきや、凹状の回廊があり、全国の信者が奉納した三万三千体の観音像のまつられた廊下を通って本堂に通じます。
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 開基:弘法大師、智証大師
 創建:弘仁年間(810〜824)
 本尊:千手観世音菩薩
 
author:Muu, category:札所, 22:03
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白峯寺(81番)
次にお参りしたのが、瀬戸内海を一望する五色台の青峯、黄峯、赤峯、白峯、黒峯の五つの山の一つ白峯にある古刹「白峯寺」です。もう、50年も前になりますか、中学生の夏の林間学校でこの宿坊に来たことがあります。タイムスリップするかと思いましたが、ただものすごく広い座敷に寝起きしたこと、すっぱい夏みかんが食後に出されたこと意外、当時の記憶は自分の中に全く残っていませんでした。
山門、洗面所建物そばにものすごく大きな木がありました。何の木か解りませんが樹齢は1500年以上ではないかと思われました。大きな幹のあちこちから小さな芽が出ているのを見ると、この木の生命の大きさを感じました。
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 開基:弘法大師、智証大師
 創建:弘仁6年(815)
 本尊:千手観世音菩薩
author:Muu, category:札所, 21:43
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國分寺(80番)
創建当時の遺構をよく残しているお寺として有名な國分寺は、JR国分寺駅近くにあります。立派な仁王門をくぐると、まっすぐ鎌倉時代に造られ国の重要文化財となっている本堂に続きます。
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画像はありませんが、娘がついていたこのお寺の梵鐘は創建当時から残る四国最古のものだそうです。高松藩主が城の梵鐘にしようと運び出したけれど、城に着いたとたんに音がならず、悪病がはやりだし、藩主も病に倒れ、その枕元に毎晩梵鐘が現れて元の寺に帰りたいと訴え、藩主は梵鐘を寺に返したという伝説が残ってるそうです。

 開基:行基
 創建:天平13年(741)
 本尊:十一面千手観世音菩薩
author:Muu, category:札所, 21:19
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天皇寺(79番)
さきほどの郷照寺と対照的に静かで人もまばらな天皇寺は、珍しい三輪鳥居をくぐって境内に入ります。駐車場も閉じていて、門前の路上にみんな止めていました。納経所もなかなか見つけられず、うろうろした次第です。
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 開基:弘法大師
 創建:天平年間(729〜749年)
 本尊:十一面観世音菩薩
author:Muu, category:札所, 21:06
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郷照寺(78番)
今年も、新しい年になって最初に家族で出かけるのは八十八の札所参りです。
去年の元日は小雪が舞い北風いっぱいのお天気でしたが、今年は穏やかに晴れ、陽だまりでは暖かさを感じるほどの好天で、香川県をまわることにしました。
最初にお参りしたのが、78番郷照寺です。地元ではTVでコマーシャルを流し、「厄除けうたづ大師」として有名なお寺とあって、200台可能な駐車場も一杯で入場制限、境内は初詣の人々であふれていて、お遍路姿はほとんど見られませんでした。
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 開基:行基菩薩
 創建:725年
 本尊:阿弥陀如来
author:Muu, category:札所, 20:48
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浄瑠璃寺(46番)
朝6時から4時間ほど、母の畑の草引き・・・お墓参りをして、松山空港に向いました。余裕を持って出たので、少し時間が余ってしまいました。そうだ・・・札所。松山近郊でまだまわっていないお寺2つに行って空港に向うことになりました。
先ず、46番札所浄瑠璃寺
参道入り口に「永き日や衛門三郎浄るり寺」と彫られた正岡子規の句碑がありました。そして、樹齢約1,000年のイブキビャクシンの下に仏足石。
 開基:行基菩薩
 創建:和銅元年(708年)
 本尊:薬師如来
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裏には蓮池があり、少し終わりかけた蓮の花の上をトンボがたくさん飛んでいました。
author:Muu, category:札所, 23:32
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善通寺(75番)
早朝母の畑の手伝いです。6月初めに来たとき、きれいにして帰りましたが、もう草ボウボウ・・・これを、今日と明日で何とかするのは至難のこと呆然としながらスタートです。背中からは、じりじりと夏の日差しが直撃します。2〜3時間でもう無理とあきらめました。四国山脈の山の中、新宮の温泉に行って汗を流し・・・札所めぐりとなりました。
今日は、善通寺周辺をまわることに・・・さて、75番札所善通寺、市の名前にもなっている通り他のお寺と規模が違いました。
総面積約45,000平方メートルに及ぶ広大な境内には、沢山のお堂、塔、院が散在していました。いくつもの建物のあと、やっと山門です。山門(仁王門)を抜けると堀があり、睡蓮と蓮の間を無数のミドリ亀が泳いでいました。
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やっとシンボルの五重塔が見えてきます。高さ45メートル、総欅造りの塔は創建以来何度も倒壊や焼失を繰り返し、現在の塔は弘化2年(1845)〜明治35年に完成したものだそうです。
防鳥ネットが張られ、それぞれの木口には和紙?が張られていました。
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面白い門?建物を支える壁はよく見るとむくりが両方向についています。そしてやっと本堂です。
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 開基:弘法大師
 創建:大同2年(807年)
 本尊:薬師如来
帰宅して、母に話をすると、88番で一番大きいお寺だとか、納得しました。
author:Muu, category:札所, 23:52
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前神寺(64番)
実家から松山に向う帰路の途中、一つだけ札所をお参りしようと・・・雨の中、石鎚神社近くの前神寺(まえがみじ)に立寄りました。こんな雨の平日でも、お遍路さんはいるものですね。
大師堂はかなり古い建造物でしたが、本堂は少し新しい雰囲気でした。
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雨には紫陽花が似合います。

開基:役行者小角
創建:七世紀後半
本尊:阿弥陀如来(伝:役行者作)
author:Muu, category:札所, 23:35
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三角寺(65番)
 今回の帰省は、母の畑を手伝うことがメインでしたが、あいにくの雨・・・それではと実家から一番近いところにある三角寺に家族で行って来ました。
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山門は急な石段の上にあります。そして山門に鐘が・・・。
境内には、桜の大木が苔むして本堂の前にそびえていました。江戸時代の俳人小林一茶がここを訪れたとき「これでこそ 登りかひあり 山桜」と詠んだ・・・樹齢3〜400年の桜だそうです。
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桜の仲間、梅、蠟梅が冷たい雨にぬれてむかえてくれました。
三角寺の名前の由来は、周囲10数メートルの池の中に三角形の島があり、弁財天が祀られた小さなお堂が建っていることからだそうですが、この池を見るのを怠ってしまいました。

開基:行基菩薩
創建:天平年間
本尊:十一面観世音菩薩(伝:弘法大師作)
author:Muu, category:札所, 23:23
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