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大きなモデルの分割管理(その後)

先日、分割案を載せました。実際に試行してみて、図面出しのモデルは一つにした方がよい事になりました。

ホットリンクを掛けているゲストのビューを外部ビューとしてホストファイルのレイアウトに配置し、かつホストファイル上で2D加筆をしなければなりませんので、かえって不便という結果でした。また、ゲストファイル上にビューを置くには、ゲストファイルはPLN でなければなりません。PLNよりモジュールファイルの方が小さくなることは皆さんご存じだと思います。

ファイルの大きさが実際には、どのくらい違うか?試行モデルで一覧表を作ってみました。単位はMB です。

ホットリンクファイル.JPG

※model4のみ、ローカルとBIMCLOUD 上のファイル容量の差が少ないのは、内部でホットリンクを掛けているためです。

しかしながら、モジュールファイルは、ARCHICADのチームワークサーバに置くことができません。チームワークサーバに置かないと、複数人で作業することができません。では、どうしましょう?

各ゲストファイルをPLNの形式でチームワークサーバに保存し、PLNからMODファイルを手動で書き出して、上書きします。統合のホストファイルには、このMOD ファイルをホットリンク掛けて管理することにしました。

イメージは、下図のようになります。

ホットリンク2

ホットリンクファイルの更新や変更は、「ホットリンク モジュール マネージャ」で行いますが、時間がかかりますし、ダイアログの出方がとても変なんです。継続して、編集作業ができないで、数回同じホットリンク編集のダイアログを起動しなおさなければなりません。また、今回7つのMODファイルを編集したいとき、一度にできませんから、リンク編集をするのに1時間以上かかりました。

 

3つのMODファイルの編集なしの単純更新にどのくらいかかるのか?タイムを取ってみました。

9:24 「確保」→ チェック

9:28 編集可の表示 → チェック

9:29 3ファイルの更新 → OK (ホットリンクモジュールのアップデート)

9:33 モデルデータの処理、ホットリンクモジュールのアップデート 画面

9:39 サーバに送受信

9:44 完了

3ファイルの更新に20分かかっています。

例えば、リンクの差し替えとか編集系の操作になると、この比ではなく時間がかかります。

この「ホットリンク モジュール マネージャ」のレスポンスについては、グラフィさんに改善してもらいたいとずっと願っています。

author:Muu, category:ARCHICAD, 11:33
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モジュールファイルの作成

モジュールファイルの作成方法はいくつかあります。

一般的な方法は、名前を付けて保存で拡張子を「MOD」にする方法です。

この場合のオプションは、下図左になります。階を指定したり、参照ファイルの扱いを指定したりできます。また、ビューやレイアウトがある場合は、「変換できませんよ」と下図右のアラートが出ます。

MOD保存mod保存外壁

小さいMODファイルで必要なモジュールのみを保存したい場合には、次のような方法があります。

保存したいモジュールのみを表示した3Dビューで (ctrl+A) すべて選択します。

「編集」→「選択を平面に反映」

モジュールファイル作成用のレイヤーセットを作っておくと便利です。

次に、「ファイル」→「外部参照」→「選択をモジュールファイルに保存」

mod2MOD保存外部参照

これで、MODファイルができます。

author:Muu, category:ARCHICAD, 23:15
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大きなモデルの分割管理

ある程度大きなプロジェクトのモデルを皆さんどのようにハンドリングしていますか?

スタート時点は、一般図だけということだったのが、平面詳細図、コア詳細図、種々の色分け図とだんだん増えてきて、もはや一つのモデル(もちろん最低限のホットリンクは掛けていますが)では、肥大しすぎてコントロールできなくなったプロジェクトをどのように分割するかとても悩みます。ある程度最初から想定されたことなのですが、考えていると熱が出てきました。

 

モデルの規模よりも、生成する図面が増えることがファイルを肥大させる原因になります。平面詳細図(1/100)のレイアウトを60枚ほど追加したところ、ファイルは一気に300MB強増えました。まだ、レイアウトの中身は、ワークシートを参照した壁凡例他と一般図レベルにも満たないスカスカの状態です。この状態で単純計算すると、1枚当たり5MB増えたことになります。これを一枚ずつ詳細図レベルにすることを考えると恐ろしいものがあります。

 

現在、構造モデル、耐火被覆モデル、中高層基準階モデル、外装モデルはすでにホットリンクを掛けています。

後は、下層の意匠モデルをどのように分割するかを決めなければなりません。数を増やせば、それぞれの個別モデルの操作は楽になりますが、逆にまとめの作業が煩雑になります。ある程度スペックの高いPCで動いても、フェイズが上がって、施工図モデルに移行し、作業所に移るとき、まったく動かないモデルになってしまい、ポイされるのは辛いですからね。

 

とりあえず決めたのは、まとめるモデルには3Dモデルの実モデルは置かず、すべて3Dモデルはホットリンクとし、モデル内にはレイアウトと凡例など共通図のワークシートのみとします。レイアウトに配置するビューは、内部ビューではなく、BIMCLOUD上の外部ビューになります。立面図、矩計図、断面図、など縦方向に連続するレイアウトはいくつかのホットリンクの外部ビューを縦につなげることになります。

 

これで上手く行くか?まだ疑問ですが、またご報告いたします。ARCHICADのホットリンクの更新チェックと更新がもう少しスピーディだといいのですが、その辺が問題になりそうな気がします。

author:Muu, category:ARCHICAD, 23:05
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DWGの結合その2

先日の続きです。

レイヤーをどう扱うか?結合前にAutoCADで修正するのもありですが、AutoCADとARCHICADでは、レイヤーの働き方が大きく異なります。

多くのDWGは、レイヤー設定依存の線や寸法を含みますが、ARCHICADではレイヤー設定依存は表示・非表示のみですから、取り込む前のAutoCADで編集するのは、結構大変です。やり方はいろいろありますが、私の場合は、とりあえずすべてのレイヤーを結合してしまいます。

本来のARCHICADの3Dから切り出されるものと区別するために、2D取り込み図形のようなレイヤーをARCHICADに作って、文字、記号、寸法以外をこのレイヤーにすべて移動して、AutoCADのレイヤーを削除します。やり方は、レイヤーを削除で「2D取り込み図形」に置換です。

 

もう一つ、文字の事。

AutoCADの複数行のマルチテキストは、ARCHICADに取り込むと、下図のように行間が詰まってしまう傾向があります。

text_block.2text_block.1

その場合は、Ctrl+F で検索を掛けます。ARCHICADの行間は%で設定します。本当は「100以下」で検索したいのですが、「以下」の演算子がありませんから、「含まない」で検索すると大体うまく行きます。

text_block.3

この検索でヒットした元マルチテキストの行間を100に変更して、詰まった文字を一気に修正します。

マルチテキストのテキストBOXも横幅が異常に大きく取り込まれます。その他の編集用選択で邪魔になるようでしたら、変更します。

 

後は、色ですね。

最終的にモノクロ図にしたい。しかしながらAutoCADと色(ペンカラー)の考え方が違います。もともとのAutoCADの色がそのまま、ペンテーブルに当てられますから、こちらも、2D>ペン>ペン番号 で検索を掛けて、ARCHICADのペンテーブルに合うように変更してゆきます。ペン番号を「または」で複数入力して検索することも可能です。

 

線種についても、AutoCADの線種を読み込みますので、もともとのARCHICADの線種に変更します。

こう考えると結構作業することがあります。しかし、ここまでやって、やっと、レイアウトで見たときに取り込み図として殊更目立つことがなくなります。

author:Muu, category:ARCHICAD, 20:20
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Teams で2画面

Teams でオンライン会議をしていて、私が画面共有をしました。

共有したいのは、ARCHICADの二つのプロジェクトのモデルです。大きなモデルなので共有してから起動すると時間がかかりますので、会議開始前に起動して待機していました。一つ目のプロジェクト操作の画面は共有して、会議参加者に見てもらえましたが、2つ目のモデルがどうしても共有できません。

私は、自分のモニター上に表示されるARCHICADの画面を見ているのですが、他の方からは「画面がグレーになって何も見えない」と言われます。

数回少し違う方法で繰り返しましたが、改善されませんでした。

TEAMS で2画面を見せるのは無理なのでしょうか?それとも、何か設定があるのでしょうか?

author:Muu, category:ARCHICAD, 20:27
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DWG(2D)の結合

久しぶりに2DのDWGを取り込んで、ARCHICADの中にレイアウトする作業をしました。忘れそうなのでメモを残しておきます。

本来は、ARCHICADの3Dから2D切り出しを行いますが、プロジェクトが大きく細部まで詳細入力していられない場合などに、2D詳細図で検討済みでレイアウトはしていない図面をそのまま取り込み、体裁を整えて2Dビューとし、レイアウトすることがあります。

ARCHICAD上で一杯2D加筆しなければならない事を考えるとこれもありです。

 

AutoCADで見ていると、完璧に見えても、ARCHICADにただ結合して2Dビューにすればいいかと言うと、そうでもありません。

もちろん、ARCHICADですべての2Dを新規に書くよりも絶対早いです。まず、DXF-DWG変換トランスレータのお手入れをします。これは、相互運用>結合(特殊結合でない方)でも、外部参照>分解でも同じです。

よくあるのは、レイヤーがONであるのに、取り込んだ図や文字が何も表示されない事件です。リノベーションステータスのデフォルトが「新設」になっているため、既存モードで作業しているときに起こります。必要に応じて、トランスレータの設定を変更しておきます。

トランスレータ1トランスレータ3

また、AutoCADの寸法をどう取り込むか?

線とテキストに分解して取り込むと見た目はいいのですが、ARCHICADの寸法オブジェクトではなくなります。やはり、寸法オブジェクトで取り込みたいですよね。その場合にも、単一寸法か、連動寸法か?連動寸法の設定で取り込むと、下図(右)のように寸法の押さえ位置にホットスポットが置かれます。ホットスポットが邪魔だからと削除すると、当然寸法が消えてしまいます。

トランスレータ2ホットスポット

とりあえず取り込み(結合または分解)が終了しても、寸法スタイルは要調整です。寸法値が重なっていたり、ドットが小さすぎたり、文字高さやペンが違っていたりします。寸法以外にも線種、文字サイズ、塗りつぶしなど、ARCHICAD上の他の図面表現と合わせる必要があります。このような一括編集作業が発生するので、一枚のワークシートにいくつものDWGを結合しておいて、「検索」機能を有効に使いながら一度に作業すると楽です。以上思いつくままに。

author:Muu, category:ARCHICAD, 23:17
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マルチセグメント梁の検索

ARCHICADは23になって、梁や柱をいくつかの別断面で一つの梁や柱として定義できるようになりました。

梁で言えば、シングルセグメント梁は単断面、マルチセグメント梁は複数断面で定義される梁になります。

このマルチセグメント梁がなかなか検索にヒットしないのです。通常の断面形状で検索しても、本当は例えば中央断面にヒットするはずが、ヒットしません。

それでは、断面形状のラベルを配置してみたらどうかしら?やはりだめですね。

マルチセグメント梁2マルチセグメント梁1

いろいろ検索項目を変えて試行してみました。マルチセグメント梁でも、下図のように端部中央端部が同一断面形状で定義されている場合のみ、断面形状幅でヒットすることがわかりました。幅が同じでも、断面形状が少しでも異なると、これは適用されません。

マルチセグメント梁3マルチセグメント梁4

マルチセグメント梁の検索は、セグメント数でのみ有効で、その先へは行けませんでした。

author:Muu, category:ARCHICAD, 23:07
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異尺度対応

受領したDWG ファイルをARCHICADのワークシートに取り込んでみると、下図のように線情報の上に巨大な文字が覆いかぶさって何が書かれているかわからないなんて事に遭遇したことはありませんか?

特に古いDWG ファイルでよくあります。読み込むときの基本単位の設定(普通はミリメートルですが、)に「インチ」と表示されるときは要注意です。

annotative2

これは、外部参照したDWG の文字や寸法スタイルの設定の異尺度対応(annotative)にチェックがはいっていない場合に大体起こります。DWG を開きなおして、すべての文字、マルチテキスト、寸法スタイルで異尺度対応にチェックを入れ、ARCHICADの参照に更新をかければなおります。ARCHICADの表示スケールを変更しても問題ありません。

 

これは、とてもとても小さな事ですが、知っていると何でもなく、知らないと途方に暮れる一例です。

ARCHICAD に限らず、アプリケーションをハンドリングするには、このような小さなとこを一つ一つ積み重ねて行くしか近道はないようですね。

author:Muu, category:ARCHICAD, 21:10
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REAL4のSTBファイル

国内で一番利用されているファブのソフトREAL4から出力したSTBファイルをはじめてARCHICADで開いてみました。

今までは、REAL4からはIFCファイルで出力したものを利用していました。沢山の画層をまとめる処理や、雑鉄骨の削除など普通にARCHICADで利用するには、結構の下処理時間が必要でしたが、STBファイルならば、読み込みは1,2分です。

さて、中身はどうでしょう?

 

1)ARCHICAD22 で開いた場合

鉛直ブレースの端部JOINT金物と想像される部分に巨大なRCの柱が出てきました。その柱状オブジェクトのIDは、PL-25 となっていましたので、多分ガセットプレートでしょう。STBではガセットプレートをマッピングできないので、RCの柱状のオブジェクトになったようです。

  

ぶどう棚の吊ポストと小梁のレベルが正しい位置に読み込めませんでした。

大梁より下にあるはずの部材が、そっくり大梁上部に出てきました。

 

2)ARCHICAD23 で開いた場合

ぶどう棚の柱、梁部材は、レベルは正しいのですが、鉄骨ではなく正方形断面のRCで読み込まれました。

その他は、とりあえず大丈夫のようです。

  

もう少しでしょうか?

ただ、IFC だとオープンするだけでかなり時間がかかりますし、下処理にも時間が必要です。

作業所から、頻繁にREAL4のデータを受領して、ARCHICADに乗せ換えることを考えると、ARCHICAD23で、「お化け」だけ直す方がいいのかも知れませんね。

上記は所感のみなので、ほかにも何か問題を見落としているかも知れません。

author:Muu, category:ARCHICAD, 00:15
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GH練習中

ARCHICADのGHライブコネクションのアドオンは、一台のPCに一つしかインストールできません。

ARCHICAD23 用をインストールしようとしたら、前のバージョンのライブコネクションを削除しなさいと言われました。仕方がないので、22用をアンインストールして23用をインストールしました。本当は、22用も使いたいのですが・・・

今AC23 で作っているモデルの中でライブコネクションを使いたいので、22用はあきらめました。

計画段階のプロジェクトで、1つのモデルに7棟の建物があり、それぞれ階高、階数が違います。

ARCHICAD の一つのモデルには、一つの階高設定しかできません。そのため、代表建物以外は、それぞれFL±で階設定を行います。

そこにゾーンのみ入力したモデルがありました。ゾーンカラーが同一で外壁が面一だと、階と階の区別がパースでつけられません。

ゾーン下部に実スラブを入力しようということになりました。

さて、あるM〇〇というアドオンでゾーンからスラブを自動生成できる機能がありますが、FLがバラバラですからうまく行きませんでした。

それでは、何百個もあるゾーンに一つずつ手入力でスラブを追加してゆきますか?

ゾーン⇒スラブ+ゾーン(スラブ厚分階高減)の単純な作業です。スラブ厚とそのレイヤーは固定です。

GHのライブコネクション には、最適な練習課題です。

GH練習

最初のゾーンから取得したプロパティをそのまま新しいソーン設定のプロパティにワイヤリングして、赤変しました。落ち着いて考えてみればNGですよね。このように、最初は赤いGHでしたが、何とか赤が消え、無事希望の動作をするようになりました。

ただ、できたスラブと新ゾーンのレイヤーがロックされます。まあ、これは最後にロックを外せばいいですね。

本当は、最上階のゾーンは、上下にスラブを配置したいので、上記のままでは完成ではありません。

このゾーンが最上階であるというフラッグを何か入力しておいて、新ゾーンの高さを変更するプログラムを組み込む必要があります。

次の練習課題ですね。

author:Muu, category:ARCHICAD, 20:27
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