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郊外
いよいよシンガポールも最終日(9/30)となりました。朝ホテルの庭を面白いスカート状の箒で掃除をしているのを見かけ、それは植物?と聞いてみると、ココナツの葉だといいます。掃除が終わるとココナツ箒はスカートを閉じて細長くなり、日本にもある竹箒のような形状にして仕舞うのだと教えてくれました。そういえば、ココナツは街のいたるところで見かけます。近代的なビルの庭の掃除はもっぱら、当地の生活の智慧とその組合せに面白さを感じました。
さて今日は、ナショナル・スタジアムやマリナーベイサンズなどに鉄骨を納入した大きなFABさんヨンナム社の工場見学とTEKLAでどのように管理しているかのお話も聞きます。車は、中心部から西へ西へと進んでゆきます。中心部を見ていると一般の人たちはどこに住んでいるのかしら?と思っていましたが、中心部を抜けると車窓から中高層の住宅群が見えて来ました。道沿いには大きな樹木が目立ちます。これはシンガポールの特徴でしょうか?枝の分岐したところには、タニワタリなどの熱帯植物が着生しています。
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住宅が少なくなると、Panasonic、SONY、など日系も含め大きな工場が次々に見えて来ます。今回のテーマのひとつ、タイガービールの工場もありました。同行の1人が、FABじゃなく、ビール工場の見学がいいな〜と言い出した一コマもありました。
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最後の一枚は、チャンギ空港ターミナル2(清水建設施工)の天井です。
今日は、ベトナム・アトラス社のBIM Director Steve氏にもお会いしました。毎日朝〜夜まで詰まったスケジュールでしたが、様々な人達とBIMの話が出来ました。シンガポール政府の建築建設局(BCA)はBIM導入に対して先進的で、今年からは、5千平米を超える建物についてはBIMによる電子申請が義務付けられ、また、BIM推進プロジェクトに対して、助成金を支給する制度を持っています。そういった意味からも今回は、一歩進んだBIMを垣間見られたような気がします。
author:Muu, category:BIM, 12:43
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