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久しぶりのお茶会
前夜、畑でほりあげた落花生をゆでました。鍋に落花生と塩を入れやっとかぶるくらいの水からゆでて行きます。最初強火〜中火で45分ほどすると茹で上がり、水はほとんど落花生が吸ってなくなります。火を止めて、約1時間そのままにしておきます。ゆで落花生は、時間が経つほど味が落ちますから、掘ってすぐゆでるのがポイントです。
懐石担当からの所望は、ゆで落花生と照葉、青菜、柚子でした。
照葉は、今日は柿の葉・・・きれいに洗って、砂糖水に1時間ほど漬けておきます。こうすると、鮮やかな色がそのまま残り、葉が乾燥して丸くなったりしません。
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これが終わって、練香を作ります。香合が堆黒ということなので、椿の葉も畑から取ってきました。香合の大きさが不明のため、何枚か候補の葉を洗って用意しました。さて、これが終わって、半襟付け・・・その後お稽古しようと思っていましたが、その時間は皆無でした。

当日、5時半起床。着物を着て、お茶室に着いたのが8時でした。先ず、茶花を入れ、炭を組み、香、湿灰、薄茶の準備をして、懐石のお手伝い・・・種炭を作ります。ご亭主から、前回炭が消えそうになってあせったから、入念にのアドバイスがありました。通常の炉より浅いので、下灰の量が少なく注意が必要でした。
いよいよ開始です。初炭は何とかうまく行きました。炭がパチパチ会話を始め、香が部屋に満ちるころ、ちょっとほっとしたものです。

濃茶はご亭主が点てます。表さんなので、興味深深で見入りました。頑張って作った益田間道の帛紗が奥高麗の茶碗と共に回ります。普段、自分が作って納めたものが本番で使われる様を目にすることがありませんので、感慨ひとしおでした。

いよいよ、薄茶の点前です。気持を切り替えるために、初炭のときの帛紗と別の帛紗を付けてお菓子を出し、水指を持って点前座に出ました。替茶碗は、建水とともに持ち出します。2種の茶碗はどちらも桃山時代の朝鮮唐津(半反りと編笠の中間形状)と絵唐津(半筒形)。6名のお客様に2種の茶碗交互で1服目がまわりました。「もう一服いかがですか」「私も」「私も」・・・・
それでは、と途中で全員に茶碗のお好みもききながら二服目を点てました。まだ「おしまい」の声がかかりません。金輪寺の棗にお茶を入れるとき、こんなに沢山は不要かもと思いながら準備したものですが、そろそろ底が見えて来ました。そんなに美味しいのならば、私も試したいと、自服を所望、そして数名が三服目を所望され、「おしまい」がかかりました。ちょうど棗のお茶がなくなっていました。拝見には、蓋置(連月歌入り)もの所望があり、3つを出しました。心配した炭もよくおき、よくもち・・・とても長い、そして楽しい今まで経験したことの無い思い出深い薄茶の点前となりました。お客様の前でお点前したのは、4年振りのことでした。
author:Muu, category:お茶, 23:22
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