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日本向古渡更紗

今まで本でしか見たことがなかった日本向けの古渡更紗が紙ではなく、木綿裂として入手できました。

17世紀〜18世紀、高度な染織技術を持っていたインドに東インド会社などが交易地日本の趣向に合わせて更紗を作成させました。そして、海のシルクロードを経て、日本にもたらされた・・・そんな更紗がありました。

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カラムカリによる手描き扇手のインド更紗です。扇が上下に向き、斜めに配されています。

地は、藍と茜の鉄媒染で、少し緑ががかった黒、扇面は当時はしろ茶だったと思われますが、ご覧のように今はベージュです。

小さな裂ですが、布全体から発せられるオーラは300年の時代を越えた染織の自信を見る側に押し付けます。裂帳を作るなら、こんな裂を入れたい・・・江戸の数寄者もそう感じたことでしょう。実際に美術館で見る裂帳にこの種の更紗を見たことがあります。一度見ると絶対忘れない大切な一枚の更紗裂となりました。

author:Muu, category:更紗(インド・ペルシャ), 23:30
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