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ちょっぴり仕覆

作成を依頼されている仕覆2点のお道具を12月のお茶会で使いたいと連絡がありました。のんびりしていると、1ヶ月はあっと言う間に過ぎてしまいます。表裏の袋を縫ってあった途中をひっぱり出し、今日は緒とつがりを作ります。

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筒茶碗の袋は18C鬼手のインド更紗、とても有名な裂で内外を問わず渡り更紗の本には必ずと言っていいほど出てくるVOC裂です。先だってのトワルドジュイの更紗展にもこの裂が茶籠?茶箱?の仕覆に使われて出展されていました。その緒の色は、黄枯茶風の焦げ茶でした。まねっこしてみようと焦げ茶の絹糸を当ててみましたが、このお道具には合いませんでしたので、裂の葉に染められている藍の薄くなったのをもらって漂にしました。

 

もう一つは古い黄瀬戸の茶入の袋です。裂の格を考えて緞子?と思いましたが、このお道具の時代に合う緞子、古い緞子は裂の力が不足気味で難しいのです。別件で帛紗を作っていて出してあったモール裂を合わせてみると沈んだ黄瀬戸の陶肌にしっくりくる気がしました。さて緒の色、最初はもう少しだけ濃い目の灰汁色の糸にしていましたが、モールが沈みます。薄色と薄桜の中間くらいの明るめの糸に変えてみました。

緒もつがりも、その太さは筒茶碗>茶入になっています。毛焼きした後、水浴させて今は自然乾燥中です。

author:Muu, category:お仕覆, 23:57
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