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フェイドアウトの更紗

昨日お茶事に出かけたとき、腰掛待合の円座について考えました。用意されていたものは、正式な菅(スゲ)の1尺Φの円座でした。

私の茶室はどうするの?と自問。どうも、菅を準備する気持になりません。何しろ計画のステータスが茶室以下ですから。

古い更紗で円座もどきを作ってみたらどうかしら?以前にどこかで赤地ペーズリーのヨーロッパ更紗で作った円座見立てが用意されていた茶室がありました。ヨーロッパ更紗では何だかお煎茶風になりそうだし、裂地も薄くてすぐ破けそうな気がしますし、腰掛がにぎやかすぎる。古い和更紗ならどうでしょう?

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江戸末の堺更紗、布団表一枚分を思い出しました。十分に時間をかけて、かけた時間の分だけ全体にフェイドアウトしています。尺四方に角を少々フィレットして円座風にするそんな計画です。この裂は、140x175cmの一枚もので出来ています。江戸末頃にこの幅の国産木綿布は織れなかったはず、手紡ぎの白布で輸入されたものに堺で染められたものでしょうか?布の質感は鬼手印度更紗の裂と似ていますが染めはどう見ても堺更紗で、ちょっと不思議な布です。

以前に友人に話したとき、1枚ずつ裂地を変えて作ったらと言われました。それも面白いけど、遊びすぎでは?さて、我が家の円座はどうなるでしょう?まだ先のことですから、ゆっくり考えたいと思います。

author:Muu, category:更紗・縞(和物), 10:43
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