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今日は現場で打合せです。

2階の勾配天井にシナベニヤが目透かしで貼られています。こうしてみるとかなり天井高さがあります。

さて、茶室で使う釘(釜蛭釘、花蛭釘、柳釘、無双釘、一重折釘)5種を支給品として手渡しました。炉縁も2種(えんじゅの木地と真塗り)を預けました。

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この炉縁、どの方向で設置しますか?と聞かれて、、、、??すぐに答えられませんでした。この方向だと留が逆になっていますね。今まで気がつきませんでした。上下逆に使うように作られたのでしょうか?

炉縁のことを調べていると、「茶室の廻縁と麁相(そそう)」について書かれたブログを見つけました。

 

「茶室の廻縁は炉縁と同じく時計回りに挿し回すのが決まり事で、隅を留に納めることはありません。
これは炉縁と同じように麁相(そそう)に見せる手法を尊ぶからだそうです。

麁相(そそう)=粗相とは、人の「生・住・老・死」のことで、人の一生には弱い部分があるという事が粗相の語源になったようです。
茶室で使われる麁相の言葉の意味は、粗末である・侘びの精神のことですが、
粗末であるかのように見せるために丁寧な仕事をすることです。(表面は粗相であっても内面は丁寧に 山上宗二記)

 

この最後の一文が心に留まりました。

天井の棹縁は、茶室では竹がよく使われました。曲がりがあり、直径が一様ではない竹を棹に使うことは、丁寧に仕事をしないと納まるすべがありません。しかし、この一様でない素材が無限の空間を作り出してくれると信じています。

author:Muu, category:建築, 21:43
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Comment
着々と茶室作りに入ってきているんですね!

どんなお茶室ができあがるのか
私も楽しみに待ってます。

我が家を建てたとき、
先生や姉弟子がたを招いて
茶室びらきなるものをしましたが、
懐石料理を一人で作っておもてなしする自信もなく、
ただの濃茶と薄茶のつづき薄の茶会を開きました。

先生には茶室作りの際にいろいろ教えていただいたので、喜んでくださいました。

でも床の天井の花釘の向きを逆に
つけてもらってしまうという失態を・・・
向きを逆に伝えてしまってたことに気づいて
慌てて翌日現場に行ったときにはもう取り付けられていて向きをかえることはできませんでした。

「なんできちんと先に確認しなかったんだ!」
と棟梁に怒られてしまいました。とほほな話です。

でも、
うっかりどこか抜けてるとこが私らしいとも。(笑)
アン, 2017/08/08 12:53 PM









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