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ST-Bridgeの話(続)

昨年、このタイトルでREVITとARCHICADの比較を掲載しました。

そのとき、ArchiCAD のオブジェクトの欠落を報告しましたが、欠落なく取り込むための対策があります。ずっと修正しなければと思いつつ遅くなってしまいました。今日は、もう一度説明したいと思います。

 

ST-Bridge て?

1.ST-Bridgeは、国際規格である中間ファイルIFCでは扱いにくい構造の情報を補うことを目的に日本独自の標準データとして開発されました。拡張子は.stbです。
2.2017年秋以降、種種の構造ソフト(現在では、積算ソフト、鉄骨専用、汎用ソフトなど)がこのファイルの入出力に対応しています。
3. ST-Bridge は、アスキー形式のファイルなので、メモ帳で開いて中を確認することができます。また、高度な編集になりますが、マッピング不可で読み込めないオブジェクトをマッピング可能なカテゴリの定義順に編集しなおすことで、読み込めるオブジェクトに変更することもテキストベースで可能です。
4. ST-Bridge をArchiCADに取り込むには、グラフィソフト社が公開しているアドオン(STBCONVERTERARCHICAD)をインストールする必要があります。

5.インストールすると、ArchiCADの開くコマンドに、stb の拡張子が追加されて、選択可能になります。
また、C:¥Program Files¥GRAPHISOFT¥ARCHICAD 21¥ARCHICAD Library 21内にSTBCONVERTERARCHICAD のフォルダが作成されます。

AC-ST1  

6.自社オリジナルのライブラリファイルを使用している場合は、5のSTBCONVERTERARCHICAD フォルダを自社オリジナルのライブラリファイル内にコピーしてあげる必要があります。この操作を実施しないと、STBファイルをオープンするときにマッピングするライブラリが存在しないことになり、前回報告の欠落(CASE1)につながります。

AC-ST2

では、どのように読み込みされるのでしょう?

端部中央で部材がことなる鉄骨梁、RCのフーチング(どちらもデフォルトのArchiCADには存在しない部材)で紹介します。

AC-ST3

AC-ST4

最後に、REVIT2017とARCHICAD21 で同じSTBファイル(PJは、述床2万平米位の11階建)を取り込んだときの比較を載せてみます。

AC-ST5

ユーザが用途によって使い分けるといいようです。

建築モデルがARCHICADの場合、私は建築モデルに構造体は入力せず、STBファイルをARCHIに読み込んでPLNファイルとしたものを建築モデルにホットリンクかけています。構造のモデルは頻繁に変更されますから、そんな場合は取りこぼしがなく便利ですし、構造のオブジェクトを1から作る手間は完全に省けます。

author:Muu, category:BIM, 23:03
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