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老松の仕覆

いつも、渡り裂で仕覆を作ることが多いのですが、これは幕末の緞子裂です。

もとは、丸帯だったのでしょう。入手した時は、小さめの座布団のカバーに仕立て替えられ、それを解いた状態のものでした。随分頑張ってきた二重蔓牡丹唐草緞子、最後は老松の仕覆となりました。

「老松」には、「長い年月を経たマツ。転じて、人物や組織の末永い繁栄を願う象徴」とありますから、この裂で相性がいいかもしれません。

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今の緞子と比較すると、手に触る感触は柔らかそのものです。織糸も極めて細いです。裂の力が足りないのでは?と懸念されるかも知れませんが、これは力が十分残っていました。ダーツの先端が少しだけとがってしまって、丸ーく丸ーく仕立てられていませんね。そのためちょっと失敗作です。たまには失敗作を載せるのもいいかしら?

author:Muu, category:お仕覆, 23:56
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