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葉蓋
今日のお稽古は、葉蓋でした。
先生は毎年、ちゃんと自宅のお庭から梶の葉を準備して下さいます。今年は、少し小ぶりの葉になってしまったとか・・・
自分のお点前には、梶の葉を選んで葉柄をハサミで切り落とし、落としの水指にのせるところから始まります。
小ぶりの葉は葉柄の長さを少し長目に切って、のせないと運び出しのときに葉の自重で水指の中に落ちてしまいます。
葉蓋のお稽古をすると、「今年も夏が来た」そんな思いが湧いてきます。

お菓子は、鶴屋八幡の「星に願いを」
花は、槿、半夏生、縞葦が宗全籠に
先生のお着物は、白地にグレーの麻の葉模様の絽の着物、黒地の帯のお太鼓には磯の貝が散らばって
夏一杯のお稽古でした。
author:Muu, category:お茶, 23:37
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茶花
今日はRevit ではありません。
仕事が終わって、大急ぎでお教室に向うと・・・今日は、私1人?・・・個人レッスンよと茶花がむかえてくれました。
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柏葉紫陽花、縞葦、撫子・・・もう初夏らしい空気がただよっていました。
今日は、何をお稽古します?と聞かれて、さて何にしましょ。
お濃茶がいいかしら?
シンプルな濃茶の運びとなりました。先生の二人でいただきましょ〜という言葉で、茶入には2服分のお抹茶、濃茶を点て服加減を聞いたら、すぐに次客の席につきました。自分で点てた濃茶を頂くのも、練習になりますね。ちょっとゆるいかな〜と思って出したけれどもちょうどよかった。
拝見に出してすぐに点前に戻り、水をさして帛紗を腰に付け・・・続行。
ちょっと忙しい感じもありましたが、一客一亭のおしゃべり一杯の楽しいお稽古でした。
author:Muu, category:お茶, 00:18
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大炉
昨日は茶道のお稽古、先生のご都合でカルチャーセンターではなく先生のご自宅でのお稽古となりました。
初釜ではお邪魔したことがありますが、お稽古でははじめてのことで、少々緊張でした。
6畳間は、1尺8寸角の大炉が切ってあり逆勝手・・・先輩達が男先生について炭点前の稽古をしていました。実際にお点前している大炉を見るのははじめてのこと、大きいのですね。そして、8畳間は普通の炉、こちらは女先生・・・どちらも、炭を使っていました。炭の火っていいですね。ここでのお稽古は、電気は使わないのだそうです。
消防法の関係でカルチャーでは炭は使えませんから電気です。炭でお稽古するのは、本当に久しぶりのこと、少しばかりうれしくなりました。
私は濃茶の運びのお稽古、古い茶入の牙蓋には見事な巣が入っていて、茶杓を載せる位置と巣の関係など勉強になりました。
author:Muu, category:お茶, 23:17
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蓬莱山飾りメモ
初釜の床で拝見した蓬莱山飾り・・・昨年も感心しましたが、今年はしっかりお話を聴いてきました。忘れない内にメモしておきます。

三宝の大きさは、裏千家では炉と同じ一尺四寸角
先ず、奉書を2枚、三宝の下までの長さで十文字におく
お米を1.5升・・・1升半升(一生繁盛を願う)
中央に胴炭2本、その上に大きな輪胴
裏白と四隅にゆずりはが1枚ずつ置かれます。
 漢字では「譲り葉」と書きます。新しい葉が生えてくると、古い葉が役目を譲るように落ちていく様子から、
命名されたとか、親が子に代を譲ることにもたとえられ、一族繁栄を願いをこめます。

大きな板昆布、その上に、三宝の足下まで届く長さの大きな熨斗あわび
こんな大きな熨斗あわびは、どこから来るのでしょう?と去年も思いました。

三宝の点前左に結び昆布が小皿に。。。とにかく小さく結んだ昆布が沢山盛られています。1つ1つ準備されたのかと感激して
同右の小皿には、小梅
中央前には、伊勢海老・・・なんと本物です。さすがにご自宅では綺麗な形にできないと毎年料理屋さんにお願いしてゆでてもらうそうです。
後の2つの小皿には、勝ち栗と小鰯。
そして後の中央の皿には、小鯛の焼き物・・・これは、先生がご自身で作られたそうです。
最後にトップに竹にさした干し柿と橙・・・橙は代々繁盛・・・葉が3枚付いていました。数回の初釜全てが終わるまで葉が落ちないように工夫されたとか。
1つ1つ準備された先生の時間を思うと頭が下がります。
 
author:Muu, category:お茶, 23:55
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初釜
先生のご自宅での初釜に行って来ました。iPhone の画像は何故か全部NGでした。
以下、覚書程度です。
床には六角柳の立派な結び飾り、一重切花入には初釜らしい鶯神楽と曙椿、宝来山飾り。
初炭(香合:振り振り、香銘:松涛、香元:松栄堂)とお濃茶(及台子青漆爪紅宗旦好み)は先生が優雅なお点前を見せてくださいました。
慶入作三都嶋台写しの茶碗の大きさに驚きました。一番上が京都、2番目が東京、一番下が大阪を表すのだそうです。一番下は直径30cm以上もあろうかと思われます。拝見で手にずっしり・・・薄作りにすると、お濃茶が冷めてしまうので厚作りにするのだそうです。
お濃茶は、上林春松堂の庵坐忘斎宗匠御好「嘉辰の昔」、お菓子は源太の花びら餅 とても美味しくいただきました。
茶入は、肩衝銘「深山木」、仕覆は、認得斎好五葉壷壷緞子。時代を感じるものでした。先生に「仕覆の仕立はどうですか」と振られ「繊細で均整が取れていますね」と答えました。
author:Muu, category:お茶, 23:11
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古田織部展
 夕方5時半に娘と銀座で待ち合わせ、松屋で開催されている「没後400年 古田織部展」に行って来ました。昼間は混んでいるかもしれないからと狙い目の時間にしたわけですが、正解でした。
じっくりゆっくり見てまわることができました。
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鉄釉を漆黒色に発色させた焼物は全て黒織部だと思っていましたが、ちがっていたようです。黒釉のみで歪みを加えたり沓形に作られたものは織部黒と呼ばれ、これに文様を施し加飾するものを黒織部と呼んで区別されているのですね。
轆轤成形した後に歪ませて作為を加えているのですが、抑え気味の穏やかな作行をなしているもの、気迫を込めた作為のものと様々で茶碗が語りかけてくるような思いでした。口辺の起伏、口縁の厚さ・・・これでお茶をと考えると点てにくく、飲みにくいかもしれない。水指や花生も大きく厚作りのものが殆どでした。やはり、武家茶道のお道具なんですね。

茶入の展示は数は少なめ、口が小さく、背の高いものが目立ちました。私が一番気になる仕覆、全部で8点ありました。特徴は、つがりと露が極端に細く、緒は普通より少し太め、色は葡萄鼠や二藍と薄縹が多く・・・しかし、元はもう少し濃い色目だったのかも知れません。細かい利休間道にそれは細い二藍色のつがりの組合せの仕覆が目に焼きつきました。私が裂に負担をかけまいと細めに撚るつがりよりもっともっと細いものでした。綾に織られた仕覆裂より薄い木綿裂だから、更に細いつがりにしたのでしょう。しかし、そのバランスが妙にぴったりなのに驚きました。

桃山を代表する武将茶人の一人であった「上田宗箇」を流祖とする上田宗箇流の若宗匠の点前が会場のビデオで流されていました。皆静かにじっと一連の点前に見入っていました。三千家の点前と違う部分(帛紗さばきや柄杓の持ち方、茶杓の清め方など)の場面になると会場が少しざわめきます。ここに居る人達はみんな茶道を嗜む人かしら?私も娘と、その違いについて小声でひそひそ話してしまいました。

そうそう、奥高麗の茶碗と朝鮮唐津の花生がそれぞれ2,3点展示されていました。どれも素敵でした。
会場にいたのは2時間あまり、おかげさまで実にじっくり・・・奇抜な創意と斬新な造形美を楽しませてもらいました。
author:Muu, category:お茶, 23:44
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侘助椿の見分け方
炉開きの後はじめてのお稽古でした。
花は、黄葉になったリョウブと白侘助、炉がはじまった空気にとても合っていました。
「侘助椿の見分け方、覚えていますか」と先生。
そういえば、昨年もこの時期に教わりましたね。
 ・葯が退化して花粉を作らないこと
 ・ラッパ状に八分しか開かないこと
  参考メモ  
一昨日、木島の庭から照葉たちを摘んで来て、今日先生に届けたのですが、紅葉した葉がだいぶ落ちてしまいました。特に、ガマズミは赤い実と黄色の照葉のコントラストが絶妙だったのですが見せられなくて残念です。
照葉を長持ちさせるには、全体を砂糖水にざぶんと漬けるといいと先生に教わりました。そうすると、葉が落ちにくくなるのだそうです。来年は、そうしてみましょうね。
葉の大半は落ちていても、ガマズミやツルリンドウ、サンキライの赤い実、山芋の青い実、青文字の照葉などとても喜んでくれました。
author:Muu, category:お茶, 23:04
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炉開き
今日は炉開き、床のしつらえも炉開きらしく、先生の帯にも紅葉の葉が舞っていました。
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軸は、「開門多落葉」、中回しは蜀江錦銀襴、一文字と風帯は火燈口牡丹印金、天地は芥子色無地の絓糸織(しけいとおり)・・・3種の裂地が本紙と茶花のはしばみの色とよくマッチして、また、色目をおさえた銀襴がこのうえなく炉開きにふさわしいものでした。これが金襴だとちょっと絶望かもと裂にこだわる私はひそかに思ったものです。
白玉椿(別名:初嵐)とすがれた「はしばみ」の取り合わせも炉開きを迎えた心のときめきを感じさせてくれます。
裏千家の東京道場にも茶花をおさめている有名な茶花屋さんの「花長」で求めたそうです。さすがに整っていました。

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お菓子は炉開きの定番、亀屋万年堂の「猪の子餅」
去年も聞いた炉開きには何故「猪の子餅」を半分思い出しながら、頂きました。
今日は特別な日とあって、先生がご自宅から大切なお道具をカルチャーに運び込み、そして、美味しい濃茶を点ててくれました。
画像はありませんが、茶入は、
千玄室大宗匠の花押がはいった銘:佳き日・・・江戸時代の瀬戸、尻膨れ、ずっしり重い象蓋は時を背負った薄茶色で圧倒されました。挽家に入っていて、挽家の仕覆も飾られていました。

拝見のとき、お仕覆は?と私が問うと・・・「二重蔓牡丹唐草」ですよね?と先生。「緞子」と私。
「そうそう、二重蔓牡丹唐草緞子です。お仕立てはいかがですか?」と逆に先生から聞かれました。それから、仕覆や茶の裂地の話に花が咲き、とうとう、次回から私が裂を持参して、少し裂のお話?勉強会?をお稽古の後にすることになりました。先生もよくご存知なのに、それでいて私に教えて欲しいという謙虚な姿に感激してしまいました。
author:Muu, category:お茶, 00:10
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徳風棗
今日は、10月にぴったりの玄々斎好徳風棗を使って、中置大板のお稽古でした。
徳風って?・・・論語の中から取られた名前だそうです。
「君子の徳は風なり、小人の徳は草なり。草之に風を上うれば、必ず偃す。」
 
蓋の表には、「一粒万倍」の銀蒔絵、蓋裏には9粒の籾(内3粒が開いている)が金蒔絵で描かれています。拝見の時に、はい数を数えました。一粒の籾が万倍になるように、徳の風を吹き渡らせるという意味でしょうか?
先生のお話では、淡々斎好の徳風棗の蓋には、「一粒万万倍」の文字が描かれているそうです。さて蓋裏には何粒の籾?
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風炉でのお稽古は今日が最後、次は炉開きです。
花は、名残・・・吾亦紅、ツワブキ、照葉になった藤袴(桃色)、藤袴(白)、磯菊、白小菊
お菓子は、鶴屋吉信の落柿舎(柿の形をした黄身しぐれ)でした。
花もお菓子も「力」を与えてくれますね。
author:Muu, category:お茶, 23:05
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カルチャースクールの一年
3年ほど師を探していて、去年の今頃あるカルチャースクールに見学に行きました。
その場で入会を決め、あっと言う間に一年が経ちました。ノートを見ると、最初のお稽古は「中置の濃茶」となっていました。
カルチャースクールというどちらかと言うと軽い響きが有る中、中身は場所や先生によって様々な様子です。私が通い始めた所は生徒が4名(1名は仕事の都合でほとんどお休みなので、実質3名)と少なく、お稽古は必ずman to man で細部まで見てくれます。同時に2人別々にお点前をすることはありません。四季折々の行事も、お道具を一式持ち込んでスクール内で体験させてくれます。
カルチャースクールじゃなくて、ご自宅の教室に通ってもいいと先生に言われましたが、この先生にずっとついて行きたいと思えるかどうか私の中でにわかに確証が持てませんでした。
カルチャースクールのいいところは、3ヶ月毎に更新しますから、NGだと思えば3ヶ月の節目で決断すればよいし、お教室の社中への気遣いもありません。また、(始めと終りの)水屋の仕事を自分たちで全てやりますのである意味勉強になります。茶花の入れ方、棚と道具の組合せ、お菓子の準備、釜の始末、お軸や道具の片付けなどなど・・・学ぶことが一杯有ります。

なによりの喝采は、茶花への思いが先生と一致したことでした。
昨日は、お稽古の後「黄花ジョウロホトトギス」が今年はとてもよく花を付けたから見に来る?ということになり、先生のご自宅へ、時計は10時を過ぎていました。
先ず、茶室の床の間の掛花入に入れたものを拝見、そして暗い中、庭の鉢から見事に垂れさがった「黄花ジョウロホトトギス」を見せてもらいました。家のベランダにも同じものがありますが、もっと貧弱です。「先生負けました」と思わず言葉に。
ホトトギスは幾種も庭に植えられていて、暗い中、それぞれを説明してくれました。
花好きの私には、花への感動をともにできることに、深い喜びを感じます。
author:Muu, category:お茶, 23:54
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